何とかなるって!

アメリカで高校時代の夏のホームステイから大学院留学を経てアメリカ永住。そして起業へと繋がる私の話

アジアの新興国?


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経済的に成長をしている新興国となると、ベトナム、カンボジアあたりかなと思いますが、ベトナム人の英語学校入学者、それほど増えてません。

 

ベトナム人に色々聞いてみましたが、北ベトナムの方は勤勉にコツコツ勉強型の蟻さん系でなので英語はベトナムで勉強してから正式に留学してくる人がほとんどらしいです。南ベトナムの人はどちらかというとキリギリスさん系。なんとかなるよ、とりあえず英語?と英語学校にくる人が多めだそうです。何だか、北ベトナムに南ベトナムが飲み込まれて統一されたのが分かる気がしますよね。

 

カンボジアも不思議な国です。カンボジア人、みんなそれなりに英語を喋るんです。それなりに上手なんです。何でそんなに英語できるの?と聞いたら、中学校くらいまではカンボジア語で教育して、高校と大学はほぼ教科書も授業も英語らしいです。

 

何で?と思ってよく聞いてみたら、クメールリュージュが大暴れしていたときにカンボジア語で書かれた専門書は焼かれた上に、それを教えられる先生たちがみんな虐殺されていなくなって海外から書物を入れてこないと教育できなくなったらしい。

 

ご存知ですか?クメール・ルージュ。ポルポトにカンボジアの大虐殺のこと。知識層をほぼ全員殺してしまった上に、カンボジア語の本も焼き払って。原始共産主義を目指したんですよね。ポルポトが。なので、高校レベル以上の授業はほぼ英語の教科書で英語で学ぶらしいです。大学も。

でもね、、、。悲しいかな、簡単な会話はみんな英語でしていても、一枚めくると思考があまりない感じがするんです。これはあくまでも私の体験と感覚的なものですが、薄っぺらいんです、、、。 侮辱するつもりは全くないんですけど、会話に厚みがないんですよね。

 

英語が母国語でない人がイマイチ英語が出来ない学生に専門的な学問を教えてるような感じですよね。先生側が75%とか50%くらいの教養というか素地というかで、それを受け取る生徒側には75%の半分とか50%の半分ぐらいしか伝わってないような感じ?

 

カンボジア語で教養を深められるような書籍は焼き払われている状態で、カンボジア語での思考も英語での思考も深まれない感じなのかなとカンボジア人の若者と話を知っていて感じました。

 

あの国が伸びていくには時間がかかりそう、、、と悲しくなりました。日本でも子供を質の良くないインターナショナルスクールに入れて英語も日本語も怪しい人間を作ってるのとなんか似てるような気が。

 

2020年代のアメリカの英語学校は主役がいない時代かも、、、ね。

 


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