サマーワークトラベルプログラム
アメリカの遊園地や、観光地では繁忙期にJ−1の夏季就業、旅行プログラムの学生を大量に雇っているのをご存知ですか?
私も、8月末に娘の新学期が始まる直前にディズニーランドに遊びに行きました。
お昼御飯時にカフェに入りテーブルを確保しましたが、先客の残した汚れが気になりました。テーブルを拭いてもらおうと偶然声をかけたのは、日本人の大学生で夏休みにディズニーランドで働いている可愛い大学生でした。
ディズニーランドでの彼女の仕事はお客さんの食べ終わったトレーを片づけて、掃除する事。
J−1プログラムでアメリカに来たのか尋ねたところ、J−1とは何かを知らなかった様子。日本でディズニーランドでのインターン経験募集に応募して来たとの事でした。
ディズニーランドだけでなく、アメリカ中にある観光地のホテル、遊園地、巨大プール施設などは夏が掻き入れどき。その短期間だけ働いてくれるアメリカ人学生を見つけるのは難しいので、その穴埋めに海外からの学生を雇うのです。
仕事内容はカフェの店員や、レジ、ベッドメイキングからプールのタオル管理や遊園地の窓口など様々です。
ちなみに今の時期(2020年1月)だと、南半球からの学生がスキーリゾートに働きにきています。私の住むエリアから4時間ほどのレイクタホという一大スキーリゾートエリアのリフト係やロッジのレストランなど英語があまり上手でない若い人が居れば、ほぼ間違いなくJ-1ビザでアメリカにきて季節労働、アルバイト中の学生です。
このプログラムの魅力はアメリカ人のみならず世界中からやってくるJ−1プログラムの参加者と一緒に仕事をしながら交流出来ること。
契約期間はしっかり働いて、そのあとはアメリカ国内を旅行できる時間も確保できるのが、J−1 サマーワークトラベルプログラムです。
キャンプカウンセラープログラム
これまた、アメリカン!な経験ができる機会です。
映画やアメリカのテレビドラマでアメリカの子供達が3ヶ月にも及ぶ長い夏休みの間に行く泊まりがけのキャンプのシーン、みたことありますか?
日本語ではファミリーゲーム、双子の天使 (アメリカのタイトルはParents Trap)という映画に出てくる感じのキャンプ。
森の中のキャビンに一週間から二週間くらい同年代の子供がキャンプカウンセラーの指導のもと生活し、湖で泳いだり、アーチェリーや乗馬、ハイキングと自然の中で過ごすようなキャンプです。
このようなキャンプは、民間団体や家族経営で何十年にも渡って運営されている事が多いのですが、キャンプカウンセラーとして住み込みで働く経験ができるのが、J−1のキャンプカウンセラーカテゴリーです。
アウトドアが大好き!アメリカのサマーキャンプに憧れていた!ロールモデルとして子供達と一緒に活動したい!夏休みだけアメリカで過ごしたいという方にはオススメです。 (ただし、6月、7月に行われるキャンプがほとんどで、8月に入るとキャンプの数がガッタっと減ります。)
J−1ビザで何が出来るの?
というわけで、結局J−1ビザというのは何が出来るのでしょう?
https://j1visa.state.gov/wp-content/uploads/2019/02/Exchange-Visitor-Program-Fact-Sheet.pdf
J−1ビザプログラムの中には、10個以上のカテゴリーがあります。一つづつ見て行きましょう。
Professors/Research Scholars: These two categories promote the exchange of ideas, research, and linkages between research and academic institutions in the United States and foreign countries.
教授・リサーチ学者:アメリカ国外の大学教授や専門家がアメリカの大学や研究所と一緒にリサーチしたり、アイデアの交換をするためにアメリカ滞在する。
Short-term Scholars: Professors, scholars, and other accomplished individuals travel on a short-term visit to lecture, observe, consult, train, or demonstrate special skills at U.S. research and academic institutions, museums, and libraries.
短期学者:アメリカ国外の大学教授や専門家がアメリカに短期間滞在して授業や講義をしたり、コンサルのために滞在する。アメリカの大学や研究所、博物館や図書館などがホスト先になる。
Trainees: Professionals with a degree, professional certificate, or relevant work experience gain exposure to U.S. culture and receive training in U.S. business practices through a structured and guided work-based program.
研修生:学士号以上、もしくは専門家資格保持者が、アメリカでアメリカ文化、ビジネスを監督のもっとに研修するプログラム。
Interns: College and university students or recent graduates gain exposure to U.S. culture as they experience U.S. business practices in their chosen occupational field.
インターン:大学生や、新卒者がアメリカでアメリカ文化、ビジネスを監督のもっとに研修するプログラム。
College and University Students: Students study at a U.S. degree granting post-secondary accredited academic institution, participating in a degree, non-degree, or student internship program.
大学生:アメリカ国外の大学に在籍する学生が、アメリカの大学で学位、学位なしに関わらず研修するためのプログラム。自国の政府の奨学金や、会社にお金を出して貰ったりして留学する学生にもF−1ビザではなく、J−1ビザを使うこともある。
Teachers: Educators teach fulltime at a U.S. accredited primary or secondary school or in an accredited pre-kindergarten program.
先生:アメリカ国外の国で教員として働く先生が、アメリカの小中学校や、認可された幼稚園レベルの教員としてフルタイムで教えるプログラム
Secondary School Students: Secondary school students study at an accredited public or private high school and live with an American host family or at an accredited boarding school.
中高生:中学、高校生がアメリカの認可されている公立、私立校でアメリカのホストファミリーもしくは寮に住みながらアメリカの中学、高校に通うためのプログラム
Specialists: Experts in a field of specialized knowledge observe U.S. institutions and methods of practice and share their knowledge with their U.S. colleagues.
スペシャリスト:アメリカ国外にいるその道のプロが、アメリカの施設にて練習法や特別な知識をアメリカの仲間と共有するためのプログラム
Alien Physicians: Foreign medical graduates pursue graduate medical education or training at a U.S. accredited school of medicine or scientific institution, or pursue programs involving observation, consultation, teaching, or research.
外国人医師:アメリカ国外の医大を卒業した医者がアメリカでさらなるトレーニングをアメリカの医療関係施設で研究したりするためのプログラム
Camp Counselors: Post-secondary students, youth workers, teachers or others with specialized skills interact with and supervise American youth at U.S. camps.
キャンプカウンセラー:アメリカ国外の高卒以上の学生、青年、教員やその他の特別な技能を持つ人物がアメリカの夏休みに開催されるアメリカ人の子供向けのキャンプカウンセラーとしてキャンプに参加する為のプログラム
Au Pairs: A young adult lives with a host family for 12 months and experiences U.S. culture while providing child care and taking courses at an accredited U.S. post-secondary institution.
オペア:小さな子供がいるアメリカ人家庭に12ヶ月住み込みでチャイルドケアを提供し、認可されているアメリカの大学でクラスをとる為のプログラム
Summer Work Travel Program: College and university students at foreign universities gain first-hand experience as they work in seasonal or temporary jobs and travel in the United States during their summer.
サマーワークトラベルプログラム:アメリカ国外の大学生が、アメリカで期間限定の就労後、アメリカ国内を旅するプログラム
Government Visitors: Distinguished international visitors develop and strengthen professional and personal relationships with their American counterparts in U.S. federal, state, or local government agencies.
政府訪問者:政府関係の交流
International Visitors: Reserved for State Department-sponsored and funded exchange participants
インターナショナルビジター: 国務省のみが使えるカテゴリーなので、一般人には使えません。
沢山ありすぎてて、よく分かりませんよね?
例をあげつつ、日本人の大学生から30代くらいまでの方が使えるJ−1のカテゴリーをお話しして行きたいと思います。
アメリカのビザ
アメリカに行ってみたい、住んでみたい、経験してみたいと思った時にどんなオプションがあるのか知ってますか? アメリカに入国するには、入国の理由に見合ったビザを持っていないと入国できません。日本人の場合、観光目的でアメリカに入国する場合、観光ビザなしで入国し、90日まで滞在できます。ESTAと呼ばれるアメリカに観光ビザなしで入国できる国のパスポート保持者登録のシステムに事前登録して料金を払えば大丈夫ですね。
出張でアメリカに入国する場合、90日未満であってもビザが必要になります、何故ならば仕事で入国するからです。観光とは違いますよね?
もしも仮に英語学校に通うとして90日以内しかアメリカにいないからビザは必要ないと思うかもしれませんが、本当はこれはグレーエリアなのです。英語学校によってはビザなしの観光ステータスの学生を受け入れるところもあるのですが、おすすめしません。
遊学・留学でアメリカの高等教育機関、または英語学校に通う場合、学生ビザ(F−1)が必要になります。数は多くありませんが、コミュニティーカレッジと呼ばれる2年制大学の職業訓練系のコースに留学する場合はF−1ではなくM−1ビザが必要なことがあります。
F−1ビザについては、また別に詳しく書いていきます。
アメリカで就労するには、また別のビザが必要です。ほとんどの就労者はH−1B
と呼ばれるビザが必要になります。このビザは、年間65000件発行されるビザで、アメリカの景気が良い期間は特に取得が難しいです。
このH−1Bビザについてもまた別に詳しく書いていきます。
もう一つ、日本ではほとんど知られていない上に、上手に利用されていないビザカテゴリーがあるのですが、ご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
ヨーロッパ系の国、特にフランスやドイツ人が上手に使いこなしているビザですが、一体なんでしょう?
それはJ−1ビザです。
J−1ビザは、Exchange Visitor (エクスチェンジ ビジター)プログラムの参加者に発行されるビザです。口の悪いインターナショナル教育に携わる人の間では密かにプロパガンダビザとも呼ばれることがあります。
プログラムの趣旨は、海外からアメリカに来てもらって、普通のアメリカ人と交流し、アメリカで友達を作り、良いイメージを持ってもらい、自国に帰ってアメリカでの楽しい経験を広めてもらうということです。
Soft Diplomacy (ソフトディプロマシー)とも呼ばれる外交政策の一部ともなっています。このビザは、他のビザにはないとても魅力的で、柔軟的な要素がいっぱいなのですが、どういう訳か日本人には馴染みが薄いのです。
34万件のJ−1ビザが2018年に発行されていますが、そのうち日本からJ−1ビザでアメリカに来たのがたったの7000人です。
ちなみに、日本からの留学生が減ったといえども、2018年には日本からF−1ビザでアメリカに来た学生は19000人に登ります。
消極的な日本人?
今の若い人は内向きだ!とか、消極的で外に出て行きたがらないなどとメデイアで目にすることがありますが、本当でしょうか?
私はいわゆるベイビーブーマーの子供世代。昭和40年代後半、1970年代前半に日本で生まれました。1990年代初期から中頃まではまさに猫も杓子も日本からアメリカに遊学する時代でした。まさにバブルの真っ只中でした。アメリカの英語学校で石を投げれば日本人に当たるぐらいいましたね。クラスの半分以上が日本人などというのは当たり前でした。その後、バブルが弾けて日本経済が落ち込み、それと同じ頃からアメリカの大学の授業料がどんどん上昇しました。その相乗効果で日本人がアメリカの学校に遊学、留学が減ったのは間違いありませんね。今思うと、日本人が来すぎてただけかなと思うんですよね。
ESL業界で1970年代から英語を教えている友人に昔話を聞いたことがあります。1970年代って、アメリカの英語学校にはどこから生徒が来てたの?と質問したところ、今となっては意外な国の名前が上がりました。
1970年代:イラン
1980年代:スイス
1990年代:日本、韓国
2000年代:日本、台湾、韓国、タイ、ブラジル
2010年代:中国、サウジアラビア
2020年代:どこになるでしょう?
実際、10年ごとぐらいでどんどん変わっているんですよね。面白いと思いません?
2000年代は、インド人もぐーんと増えてアメリカの大学や大学院はインド人の数が爆発的に増えたんですけど、彼らは英語学校に行かずに直で学校に行くのでこの中には入ってませんが。
今、イラン人はほとんどいませんね、、、。これはビザがでないから。何しろ、アメリカが制裁しまくっているので、アメリカからイランにEメールは送れてもビザを申請するために必要な書類など送るのも一苦労。FedExや DHLで学校側も大事な書類を送ることが多いですが、どっちもイランにオフィスがない!(今でもないはず)
今となってはスイス人の英語学校に行っている学生など、私は1990年代まで遡ってもみたことないです。スイス人ってみんな英語喋ってるイメージがありましたが、どうやら1980年代くらいまではきっついドイツ語訛りの英語でそんなに流暢に英語を喋ってなかったそうです。ちなみに英語学校としては、スイス人はビジネスというか、お金にシビアすぎて仕事一緒にし難い人たちで、居なくなってホッとしたらしいです。
ちなみに、中国人が爆発的に増えたのは2008年からです。これは経済的なものもありますけれど、アメリカが中国人に対してビザの審査をかなり緩めたからでした。それまでは申請しても20%くらいの人しかビザがもらえていなかったのが、2008年から80−90%の人が貰えるようになったのが大きいです。アメリカの学校サイドもこれを逃がすなとばかりに中国人学生の勧誘が凄かったです。やりすぎると痛い目に合うよー。という声はかき消され、ガバガバ中国人を入れた学校はどうなったと思います?
偽成績証明書が溢れ、偽TOEFLスコア(替え玉受験いっぱい!スコア表に顔写真が載ってますが、同じメガネかけて同じ髪型で俯き加減の写真ではお手上げ状態!)で入学した英語のできない学生であふれかえりました。アメリカに来ても中国人ばっかりでつるんでる人が多すぎで、アメリカに来てからの英語力の向上もなく、いやー、あれはひどかった。
サウジもひどかった。本当に嫌われてました、、、あの人たち。
同じイスラム教徒からもボロクソに言われてたのが笑えます。ビックリしたけど。他のアラブ系やイスラム教徒曰く、サウジ人のせいでイスラム教が悪く誤解されているらしいです。あんなやつらと一緒にするな!とパレスチナ人の学生はいつも怒り狂ってました。サウジアラビアはアラブの春に対抗するために(懐柔政策)留学したいサウジ人みんなに奨学金という名のお金をばらまいてました、、、。
それで大挙してサウジ人がアメリカにやって来て引っ掻き回して去って行きました。
イスラム教の掟をことごとく破って滅茶苦茶な生活してましたが、イスラム教の国ではないアメリカでやったことは関係ないなどと、意味不明の説明をされました。
中にはこのチャンスを生かそう!という賢いサウジ女学生が数少ないですがいましたけど。彼女たちはもう国に帰る気は全くなくて凄い勉強して頑張ってましたね。結婚して旦那と一緒に来ているサウジ女性は何をしに来たの?というくらい隔離されてる人が多かったですね、、、。石油価格が暴落して、サウジの懐が冷えてからは、色々と奨学金に条件が付けられてあれだけアメリカ中を闊歩していったサウジ人が潮が引くようにいなくなったのも何だか不思議な光景でした、、、。
(ちなみに、中国人とサウジ人はどっちが金持ちかって競い合ってお互い馬鹿にし合ってるのを目撃したことがあります。目糞鼻くそを笑うというのはこのことね、、、っと変に感激したのを覚えています。)
それで、英語学校、どうなったと思います? 閉鎖、倒産、合併が相次いぎました。因みに、私の住んでいるサンフランシスコの民間英語学校、15年くらいの間に10校くらいから3校くらいまでに減ってしまいました。昔は各学校百人とか二百人とか学生いてたけど、今は残った学校も二十人以下とかしかいないらしいです。
ま、今まで暴利を貪り食ってた業界ですが、、、、。時代の流れというか、物の哀れって感じですね。
2020年代は、どこの国が英語学校の主役になるんですかね、、、。
Instate Tuition vs. Out of State Tuition って何?
州民授業料と非州民授業料
実は、アメリカの大学の殆どが(全部と言ってもいいくらい)留学生を金づるだと思っています。私立大学、大学院も同じく金づるだと思っています。
何故でしょう?
アメリカの公立大学(州立大学と群が費用を出しているコミュニティーカレッジ)にはin state tuition とout of state tuition という2つの授業料形態があります。
in state tuitionというのは、その州の住民(別の州に引っ越してもすぐにその州民認定してもらえません。)で収税を1年以上納めた人対象の授業料で、out of state tuitionは他の州の住人で、授業料が2−3倍ほど高く設定されています。
では、留学生はどちらに属するのでしょう?
アメリカに学生ビザで入国している留学生は永遠にout of state tuitionを払うことになります。公立大学の経営サイドからすると、一人州民が入ってくるのと、留学生が一人入ってくるのとではどちらが美味しいでしょう?
もちろん同じクラスをとるにしても2−3倍の授業料を払ってくれる留学生ですよね?
実際のところ、アメリカの大学で経営が苦しくない学校の方が少ないくらいですので、留学生は完全にビジネスとして捉えられています。(断言)
私立大学でもアメリカ人の学生は働きながら1学期に1クラスづつ取ったりすることが多いですが、留学生はF1ビザの条件としてフルタイム(学部だと12単位以上、院だと8−9単位以上)を毎学期取る必要があります。(International Officeで働いていた私の得意分野トピックです。質問あればお知らせください。)
大学側も留学生を入学させるだけではなく、もちろん留学生を支援する部署やサービス(チューターと呼ばれる家庭教師の様なサービスが無料だったり、英文のレポートの添削を提出前にしてくれるサービスだったり)を提供するのに費用もかかりますが、これらのサービスはアメリカ人の学生も利用しますので、留学生の世話だけにかかる費用というのはそれほどではありません。(実際の所、留学生は同じ国から来ている学生同士でお互いに助け合うことも多く、学校に助けを求めないことも多い)
もしも、あなたが行きたいと思っている大学が留学生の勧誘に力を入れている様であれば、本当の大学の狙いはどこにあるかを知っておいても悪くはないでしょう。
留学生を入れるその他のメリットとしては、大学ランキングに反映されることも見落とせないと思います。アメリカの学校はDiversityという多様性を重視します。(重視している様なふりをしておかないと差別的だなどと言われるので)
実際、大学ランキングの選考内容の1つに多様性が入っています。留学生を入れればお金も入る上に、多様性の幅が広い様に統計的に見せられるのも大学としては美味しいのです。
オペアプログラム
日本ではあまり聞きなれない名前ですよね、オペアというのは。
このプログラムは、アメリカ人の家族宅に住み込みで、軽い家事と子供の世話をする代わりに滞在費、生活費がほぼ掛からずにアメリカに滞在できます。毎週、おこずかい程度のお金も貰えます。
このプログラムに参加するには、オペア参加者とホストとなるアメリカ人家族をマッチングする会社が間に入ることになるのですが、参加者が会社に支払う料金がそれほど高くありません。
アメリカ人家庭の一員となって12ヶ月まで生活できますが、ホストの家族は個室を準備する必要があるのでそれなりのプライバシーが守れます。
比較的、金銭的に余裕のあるアメリカ人家庭しかオペアの費用を捻出できませんので質の悪いホストというのも少なめかもしれません。私の友人でもオペアプログラムを使っている人たちを数人知っていますが、みんなお金持ちです。
朝ごはんを作ってホストの子供に食べさせて、学校へ送って行ったり、家の掃除、洗濯をし、子供を迎えに行ったりというのがメインの仕事です。夏のバケーションに一緒について行ったりもしますので、ハワイへ一緒に行けたり、冬にスキーリゾートへ家族の一員として行ったりとまさにアメリカン!な生活が経験できます。(もちろん、家族によりますが。)
アメリカで運転が出来ないと、このオペアプログラムに参加は難しいと思いますが日本で免許があれば、こちらの運転免許の実技はまず問題ありません。
英語力は日常会話ができる程度必要です。このプログラムは短期での参加はまず無理ですが、1年くらいあっという間に終わってしまうでしょう。相性がいい家族だと、もう1年更新して2年間の滞在も可能です。
アメリカで勉強したいのではなく、アメリカを経験するのにはぴったりなプログラムです。
子供好きで、家事がある程度できる方は、このプログラムを活用してみてはどうでしょう?もちろん、男性もオペアとして参加できますよ!